「空室が続いているが何をリフォームすればいいかわからない」「リフォーム費用をかけても家賃が上がるか不安」——岡山の収益物件オーナーからよく聞く悩みです。
リフォームは正しい箇所に適切な費用をかければ、空室解消・家賃アップ・物件価値向上の3つの効果を同時に得られます。この記事では費用対効果の高いリフォーム箇所と、岡山での相場・優先順位を解説します。

リフォームの目的を明確にする
リフォームには主に3つの目的があります。目的によって優先する箇所と予算配分が変わります。
- ①空室解消:内見時の第一印象を改善する。玄関・水回り・壁紙が特に重要
- ②家賃アップ:設備グレードを上げて相場より高い家賃を設定できるようにする
- ③物件価値向上(売却対策):売却時の査定額を上げる。外観・共用部・建物全体の状態改善
費用対効果の高いリフォーム箇所TOP5
1位:水回り(浴室・洗面・トイレ)
入居検討者が最も重視する箇所です。特に浴室のユニットバス交換・洗面台の入れ替え・ウォシュレット設置は費用対効果が高く、家賃3,000〜10,000円のアップが見込めます。
- 浴室リフォーム(ユニットバス交換):30〜80万円 / 家賃+5,000〜10,000円
- 洗面台交換:10〜25万円 / 家賃+2,000〜5,000円
- トイレ交換(ウォシュレット):8〜20万円 / 家賃+2,000〜3,000円
2位:キッチン
システムキッチンへの交換またはコンロ・レンジフードの交換は、写真映えもよく内見時の印象が大幅に改善します。特に単身者向け1K〜1LDKでは、IHコンロへの変更も人気が高いです。
- システムキッチン交換:25〜60万円 / 家賃+3,000〜8,000円
- コンロ・レンジフード交換:5〜15万円 / 家賃+2,000〜5,000円

3位:クロス(壁紙)・床
退去のたびに行う原状回復の範囲ですが、劣化が激しい場合は全面張り替えが有効です。白系・グレー系のシンプルなクロスで清潔感を演出することで、内見時の好印象につながります。
- クロス全面張り替え(1K・30㎡):8〜20万円
- フローリング重ね張り:10〜30万円 / 家賃+2,000〜5,000円
4位:外壁・屋根塗装(建物全体の印象改善)
外観は内見に来る前の「第一印象」を決定します。外壁の汚れ・色あせは入居意欲を下げます。塗装だけで見た目が大幅に改善し、物件価値向上にも直結します。
- 外壁塗装(2階建て・延べ床150㎡):80〜200万円 / 全体的な稼働率改善に貢献
5位:インターネット無料化・宅配ボックス設置
設備の追加はリフォームではありませんが、入居者の意思決定に大きく影響します。インターネット無料(月3,000〜5,000円の回線費用)・宅配ボックス設置(10〜30万円)は、家賃を下げずに競争力を維持する最も費用対効果の高い投資のひとつです。

リフォーム費用回収の考え方
リフォームは「費用 ÷ 家賃アップ分(月額)」で回収期間を計算します。
【例】浴室リフォーム50万円 → 家賃月8,000円アップ → 回収期間:約63か月(5.2年)
回収期間が5年以内であれば費用対効果が高いと判断できます。また、空室が解消することで得られる家賃収入の回復(例:2か月の空室解消 → 月8万円×2か月=16万円)も合わせて評価しましょう。

まとめ
- 費用対効果の高い順:水回り>キッチン>クロス・床>外壁塗装>設備追加
- リフォーム費用は「回収期間5年以内」を目安に判断する
- 空室解消が目的なら水回り・クロス・床の3点セットが最速
- 家賃アップが目的ならシステムキッチン・浴室交換が効果的
- インターネット無料・宅配ボックスは家賃を下げずに競争力を上げる最低コスト施策
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