「不動産投資は現金で買うべき?それともローンを使った方が得?」——資金戦略は投資効率を大きく左右します。現金購入とローン活用にはそれぞれ明確なメリット・デメリットがあります。この記事では岡山の収益物件を例に、どちらが有利かを徹底比較します。

現金購入のメリット・デメリット
メリット
- ローン利息がゼロ:金利2%・2,000万円・20年ローンなら総利息約450万円が節約できる
- キャッシュフローが最大化:ローン返済がないため手残りがすべて収入になる
- 融資審査不要:属性・年齢に関わらず購入できる。高齢者でも問題なし
- 交渉力が上がる:売主から見て「確実に買える人」として有利な条件を引き出せる
デメリット
- 自己資金を大量に使う:手元流動性が下がり、緊急時のリスクが高まる
- レバレッジ効果がない:少ない資金で大きな資産を持てるローンの強みを活かせない

ローン活用のメリット・デメリット
メリット
- レバレッジ効果:500万円の自己資金で2,500万円の物件を保有できる。自己資金利回りが上がる
- 手元資金を残せる:修繕・緊急時の備えを確保しながら投資できる
- 節税効果:ローン利息は経費計上でき、所得税の節税につながる
デメリット
- 金利リスク:変動金利の場合、将来の金利上昇でキャッシュフローが悪化する可能性がある
- 審査が必要:年収・勤続年数・属性によっては融資を受けられないケースがある
- 空室時のリスク:家賃収入がゼロになってもローン返済は続く

岡山でのシミュレーション比較
【物件】岡山市南区・中古木造アパート・購入価格2,000万円・年間家賃収入200万円(表面利回り10%)
| 現金購入 | ローン活用(頭金500万円) | |
|---|---|---|
| 自己資金 | 2,000万円 | 500万円 |
| 年間家賃収入 | 200万円 | 200万円 |
| 年間ローン返済 | 0円 | 約91万円(金利2%・20年) |
| 諸経費 | −48万円 | −48万円 |
| 年間手残り | 152万円 | 61万円 |
| 自己資金利回り | 7.6% | 12.2% |
手残り額は現金購入の方が大きいですが、自己資金に対する利回り(ROE)はローン活用の方が高くなります。残りの1,500万円で別の物件を購入すれば、資産拡大スピードが加速します。

結論:どちらを選ぶべきか
- 現金購入が向いている人:高齢で融資が難しい方、リスクを最小化したい方、手元資金が十分にある方
- ローン活用が向いている人:資産を効率よく拡大したい現役世代、節税効果を活かしたいサラリーマン、複数物件を購入したい方
まとめ
- 現金購入は手残りが大きく安心感があるが、レバレッジ効果がない
- ローン活用は自己資金利回りが高く資産拡大に有利だが、金利・空室リスクがある
- どちらが正解かは年齢・資金・目標によって異なる
- 岡山では手堅く中古木造アパートをローン活用で取得するケースが多い
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関連記事:不動産投資ローンを通す5つのポイント / 40代から始める岡山の不動産投資 / 表面利回りと実質利回りの違い
よくある質問
Q. 岡山市の収益物件は駐車場なしでも入居できますか?
A. 岡山市は車社会のため、岡山駅周辺などの公共交通が充実したエリアを除き駐車場なしの物件は入居が難しい傾向があります。駐車場1台分以上を確保できる物件を選ぶことが入居率確保の基本です。
Q. 岡山市の収益物件の利回り相場はどのくらいですか?
A. 岡山市中心部と比べて地価が割安なエリアでは表面利回り8〜12%程度の物件が見つかりやすいです。ただし人口動向・空室リスクを踏まえた実質利回りで判断することが重要です。
Q. 岡山市で収益物件を選ぶ際に最も重視すべき点は何ですか?
A. 生活利便性の高い立地(スーパー・病院へのアクセス)・駐車場の確保・賃貸需要の厚いエリアかどうかの3点が最重要です。地元の不動産会社に賃貸需要の実情を確認した上で判断することをお勧めします。
岡山の収益物件 エリア別投資ガイドもあわせてご覧ください。
齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)

