「物件を買う前に何を確認すればいいの?」——初めて収益物件を購入する方が最も不安に感じるポイントです。購入後に後悔しないために、事前チェックは必須です。この記事では岡山の収益物件を購入する前に必ず確認すべき10項目をチェックリスト形式で解説します。

収益物件購入前チェックリスト10項目
①立地・周辺環境
- 最寄り駅・バス停からの距離(徒歩10分以内が理想)
- 周辺に大学・病院・工場など安定した賃貸需要の源泉があるか
- スーパー・コンビニなど生活利便施設の充実度
- 岡山市内では南区・中区・北区の大学・病院周辺が特に安定
②稼働率・入居状況
- 直近12か月の平均稼働率(80%以上が目安)
- 現在の入居者の属性(学生・社会人・家族)
- 空室の期間と原因(長期空室は要注意)
③収支シミュレーション
- 実質利回りが6%以上あるか
- ローン返済後のキャッシュフローがプラスか
- 諸経費(管理費・税金・修繕積立)を考慮したシミュレーションを行ったか

④建物の状態・築年数
- 新耐震基準(1981年6月以降の建築確認)に適合しているか
- 外壁・屋根・給排水管の状態(目視確認+ホームインスペクション推奨)
- 大規模修繕の実施履歴と修繕積立の状況
⑤賃料の妥当性
- 周辺の類似物件と比べて賃料が適正か(高すぎると空室リスク増)
- 現在の賃料が相場より高い場合、退去後に下落するリスクがあるか確認
⑥管理会社の質
- 現在の管理会社の対応実績・口コミ
- 客付け力(空室時に入居者をすぐ見つけられるか)
- 購入後に管理会社を変更できるか確認する

⑦法的リスクの確認
- 建築基準法・都市計画法上の制限がないか(市街化調整区域は要注意)
- 借地権物件・再建築不可物件でないか
- 登記簿謄本で抵当権・差押えの有無を確認
⑧出口戦略(売却・相続)
- 10〜20年後に売却できる物件かどうか(立地・構造・需要)
- 相続を想定する場合、評価額と実勢価格の差を確認する
⑨融資条件の確認
- 金融機関から融資承認(事前審査)を取得してから購入を決める
- 金利・融資期間・返済比率を確認し、無理のない条件か検討する
⑩現地確認
- 必ず現地を訪問し、昼・夜・平日・休日の様子を確認する
- 騒音・臭い・治安・駐車場の状況を目で見て確かめる
- 入居者の様子・共用部の清潔さを確認する

まとめ
- 立地・稼働率・収支・建物状態・法的リスクの5点は必ずチェック
- 融資承認を取得してから購入契約を進めるのが鉄則
- 現地確認は必ず行う(昼夜・平日休日の状況を確認)
- 管理会社・出口戦略まで含めたトータルで判断する
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関連記事:失敗する人の5つの特徴と回避策 / 表面利回りと実質利回りの違い / 岡山で不動産投資を始める初心者ガイド
よくある質問
Q. 岡山で収益物件投資を始めるにはいくら必要ですか?
A. 購入価格・物件タイプによって異なりますが、自己資金として物件価格の10〜20%と諸費用(物件価格の6〜8%程度)が目安です。岡山市郊外の戸建てなら500万〜2,000万円程度から始められるケースがあります。まず自己資金と融資可能額を確認することからスタートしましょう。
Q. 表面利回りと実質利回りの違いは何ですか?
A. 表面利回りは「年間家賃収入÷物件価格×100」で計算したシンプルな指標です。実質利回りは管理費・修繕費・固定資産税・空室損失など諸費用を差し引いて計算します。投資判断には実質利回りを使うのが基本で、表面利回りから3〜4%引いた数字が目安になります。
Q. 岡山で収益物件を探す際、何から始めればいいですか?
A. まず自己資金の確認と融資可能額の把握(地元の信用金庫・信用組合への相談)からスタートします。購入できる価格帯が把握できたら、その範囲でエリアと利回りを絞り込んでいきます。地元の不動産会社への相談も早い段階でするのがおすすめです。
岡山の収益物件 エリア別投資ガイドもあわせてご覧ください。
齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)
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