岡山で利回り10%以上の収益物件は危険?高利回り物件の見極め方

岡山で利回り10%以上の収益物件は危険?高利回り物件の見極め方

「岡山で利回り10%以上の物件があったけど、高すぎて怖い」というご相談をよくいただきます。高利回り物件には理由があり、そのリスクを正しく理解することが重要です。この記事で解説します。

なぜ利回りが高いのか?主な理由

① 地価が安いエリア

岡山県北部・西部など地方都市は地価が非常に割安です。同じ家賃収入でも取得価格が低いため、利回りが高くなります。必ずしも問題があるわけではありませんが、人口減少リスクを確認する必要があります。

② 空室が多い・空室リスクが高い

現在空室が多い物件は、表面利回りを高く設定しないと売れないため高利回りになります。「利回り12%」でも実際に満室稼働しなければ、実質利回りは大幅に下がります。

③ 建物の老朽化・修繕リスク

築30〜40年以上の物件は取得価格が低く利回りが高くなりますが、大規模修繕が必要になるリスクがあります。屋根・外壁・給排水管などの修繕費用が予想外にかかるケースがあります。

④ 立地・アクセスの問題

駅から遠い・バス便のみ・周辺に生活施設がないなど、立地に問題がある物件は利回りが高くなりやすいです。

高利回り物件を見極める5つのチェックポイント

チェック① 現在の稼働率を確認する

満室なのか、空室があるのかを必ず確認します。「表面利回り12%・現在空室3割」なら実質利回りは約8%になります。現況の稼働率を基準に計算し直しましょう。

チェック② 近隣の家賃相場を調べる

設定家賃が近隣相場より高く設定されていないか確認します。相場より高い家賃設定は、入居者が付きにくく空室が続く原因になります。

チェック③ 建物の状態を現地で確認する

外観・共用部の状態、雨漏り跡・設備の老朽化を現地で確認します。ホームインスペクション(建物診断)を活用することも有効です。

チェック④ 人口動向・賃貸需要を調べる

エリアの人口が増えているか減っているかを確認します。岡山市・倉敷市中心部は比較的安定していますが、地方都市は人口減少が続いているエリアも多いです。

チェック⑤ 実質利回りで判断する

表面利回りではなく、管理費・修繕費・固定資産税・空室損失を引いた実質利回りで判断します。目安として表面利回りから3〜4%引いた数字が実質利回りの目安です。

まとめ

高利回り物件の判断・相談はコアラ不動産へお気軽にどうぞ。

よくある質問

Q. 岡山で利回り10%以上の物件はすべて危険ですか?

A. すべてが危険というわけではありません。地価が低いエリアでは自然と利回りが高くなります。重要なのは「なぜ高いのか」の理由の把握です。空室・老朽化・立地の問題が理由なら要注意ですが、エリア特性による地価の低さが理由なら十分検討できます。

Q. 高利回り物件を見分けるために現地で何を確認すべきですか?

A. 外観・共用部の状態・雨漏り跡・給排水管の状態を確認しましょう。周辺の類似物件の家賃相場と入居状況を調べることで設定家賃が相場に合っているかを判断できます。築年数と耐震基準(1981年が分岐点)の確認も重要です。

Q. 実質利回りの計算はどうすればいいですか?

A. 表面利回りから管理費(家賃の5%程度)・固定資産税(月割)・修繕積立金・空室損失(稼働率90%想定)を差し引いて計算します。目安として表面利回りから3〜4%引いた数字が実質利回りの参考値になります。

齊藤 圭

齊藤 圭(さいとう けい)

コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級

岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。

宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)

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