
親から不動産を相続したけれど、「売った方がいいのか、貸した方がいいのか」と迷っている方は多いです。どちらが正解かはケースによって異なりますが、判断の基準を持つことで迷いが減ります。この記事で整理します。
まず確認すること
その物件に住む予定があるか
自分や家族が将来住む可能性がある場合は、すぐに手放す判断は慎重にした方が良いです。一方、住む予定がまったくない場合は、空き家のまま維持するのが一番コストがかかります。
物件の状態・築年数
築古・老朽化が進んでいる物件は、貸し出すためのリフォーム費用が大きくなります。修繕費を投じても家賃収入が見込めない場合は、費用をかける前に手放す選択肢が有力です。
「貸す」が向いているケース
- 立地が良く(駅近・岡山市中心部など)賃貸需要が見込める
- 建物の状態が良く、リフォームが最小限で済む
- 将来的に自分が使う可能性がある
- 相続税の支払いに余裕があり、急いで現金化する必要がない
「手放す」が向いているケース
- 立地が郊外で賃貸需要が薄い
- 築古・老朽化が進んでおりリフォーム費用が大きい
- 相続税・固定資産税の支払いのために現金が必要
- 複数の相続人がいて、物件の管理が難しい
- 遠方に住んでおり、管理に手間をかけられない
岡山の空き家を放置するリスク
「とりあえず放置」が一番コストがかかるケースです。固定資産税・管理費・維持費が毎年かかり続けます。また特定空き家に指定されると固定資産税の軽減措置が外れ、税負担が増加するリスクがあります。
税金の基本(相続後の手放しの場合)
相続した不動産を手放す場合、譲渡所得税がかかります。ただし相続後3年以内であれば「取得費加算の特例」が使えるケースがあります。税理士への相談を早めに行うことをおすすめします。
まとめ
- 賃貸需要があり建物状態が良ければ「貸す」が有利
- 郊外・老朽化・管理困難なら早めに「手放す」が合理的
- 放置・空き家のまま維持が最もコストがかかる
- 相続後3年以内の手放しは税制上有利なケースがある
- まず地元の不動産会社に相談して現状を把握することが第一歩
岡山の相続不動産についてはコアラ不動産へお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 相続した不動産の売却判断はいつまでにすべきですか?
A. 相続後3年10ヶ月以内が税制上有利です。この期間内に譲渡すると「取得費加算の特例」が使え、相続税の一部を取得費に加算して譲渡所得を減らすことができます。急いで決める必要はありませんが、3年を目安に方向性を決めることをお勧めします。
Q. 岡山郊外の相続不動産は賃貸に出せますか?
A. エリアによります。岡山市・倉敷市内なら賃貸需要がありリフォームして貸し出す選択肢が取れます。中山間地域・過疎化が進むエリアでは入居者が付きにくく、手放すことが合理的な場合があります。まず地元の不動産会社に相場・需要を確認することをお勧めします。
齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)
岡山の収益物件 エリア別投資ガイドもあわせてご覧ください。
岡山の収益物件完全ガイドもあわせてご覧ください。

