収益物件を購入したら、毎年確定申告が必要になります。「確定申告って難しそう」と感じている方も多いですが、基本を押さえれば決して難しくありません。今回は不動産投資の確定申告で初心者がやるべき5つのことをご紹介します。
なぜ確定申告が必要なのか
収益物件から得られる家賃収入は「不動産所得」として課税対象になります。会社員であっても、不動産所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。申告を怠ると、後から加算税・延滞税が課されるケースもあります。
初心者がやるべき5つのこと
①収入と経費をすべて記録する
家賃収入だけでなく、経費も正確に把握することが大切です。経費として認められる主なものは以下のとおりです。
- 管理委託費(管理会社への支払い)
- 固定資産税・都市計画税
- ローン利息(元金は経費にならない)
- 修繕費・リフォーム費用
- 減価償却費(建物部分)
- 火災保険・地震保険料
領収書・振込明細は必ず保管してください。電子データでも可です。
②青色申告を選ぶ
確定申告には「白色申告」と「青色申告」があります。不動産所得がある方は青色申告を選ぶことを強くお勧めします。青色申告特別控除(最大65万円)が使えるため、節税効果が大きくなります。事前に税務署への届出が必要なので、物件購入後すぐに手続きをしてください。
③減価償却の計算を正確に行う
建物部分の取得費用は耐用年数に応じて毎年経費計上できます(減価償却)。土地と建物の按分(あんぶん)を正確に計算し、毎年同じ方法で処理することが重要です。初年度の計算を間違えると、以降もずっとズレが生じるため、最初から税理士に確認することを推奨します。
④給与所得と損益通算する
不動産所得が赤字(経費>収入)の場合、給与所得から差し引くことができます(損益通算)。これにより所得税・住民税が減少します。ただし、土地取得のためのローン利息は損益通算できないなど細かいルールがあります。
⑤税理士に相談する
不動産所得の申告は、給与所得だけの申告より複雑です。初年度は税理士に依頼し、正しい処理方法を学ぶことが、長期的に見て最もコストパフォーマンスが高い選択です。費用は年間5〜15万円程度が目安です。
まとめ
- 不動産所得が年20万円超で確定申告が必要
- 収入と経費をすべて記録・領収書を保管する
- 青色申告を選び最大65万円の控除を活用する
- 減価償却の計算は初年度から正確に行う
- 初年度は税理士に依頼することを推奨
確定申告の準備・税理士のご紹介についても、コアラ不動産にご相談いただければサポートします。お気軽にどうぞ。
合わせて読みたい
岡山の収益物件を探すなら|種類・相場・利回りを徹底解説

