収益物件の保険料は毎年の固定支出です。適切な補償を維持しながらコストを最適化することで、年間数万円の経費削減ができることがあります。岡山での保険見直しのポイントを解説します。
収益物件に関わる保険の種類
- 火災保険:火災・落雷・風災・水災など建物の損害を補償(必須)
- 地震保険:地震・噴火・津波による損害を補償(火災保険とセットで加入)
- 施設賠償責任保険:入居者・通行人への賠償責任を補償
- 家賃保証保険:空室・滞納時の家賃収入を補償(任意)
保険料を見直すべきタイミング
- 火災保険の更新時期(5年〜10年契約が多い)
- 物件の修繕・改修を行った後(建物評価額が変わる可能性)
- 物件の空室率が変わった後
- 保険料率の改定があった後(2022年・2024年に改定あり)
保険料を下げる5つの方法
- 複数社で比較する:同じ補償内容でも保険会社によって保険料が20〜30%異なることがある
- 不要な補償を外す:例えば高台にある物件なら水災補償を外せる(ただし慎重に判断)
- 免責金額を設定する:5〜10万円の免責金額を設定すると保険料が下がる
- 長期契約にする:1年契約より5年契約の方が割安
- 耐震等級の割引:耐震補強済みなら地震保険が10〜50%割引
岡山の収益物件で特に注意すべき補償
- 水災補償:2018年の西日本豪雨の教訓から、岡山では水災補償の重要性が高い。特に倉敷市真備町・岡山市南区の低地エリア
- 風災補償:台風の影響を受けるエリアでは必須
- 施設賠償責任保険:外壁の落下・手すりの破損で入居者や通行人に怪我をさせた場合に備える
保険金を請求する際の注意点
- 被害が発生したらすぐに写真を撮影して記録する
- 応急処置の費用も保険の対象になることがある
- 保険金の請求期限は原則3年以内
- 修繕業者の見積書が必要(修繕完了後でも請求可能)
岡山の収益物件管理については岡山の収益物件投資ガイドをご覧ください。
よくある質問
Q. 火災保険と地震保険は両方必要ですか?
A. 火災保険は必須です。地震保険は任意ですが、南海トラフ地震のリスクを考えると加入をおすすめします。地震保険は火災保険とセットでしか加入できません。
Q. 保険料はどのくらい安くなりますか?
A. 見直しによって年間1〜5万円程度削減できるケースが多いです。複数物件を持っている場合は合計で年間10万円以上の削減になることもあります。
Q. 入居者に火災保険への加入を義務付けるべきですか?
A. はい。入居者にも火災保険(家財保険+個人賠償責任保険)への加入を契約条件にするのが一般的です。入居者の過失で火災が起きた場合の補償になります。

