気に入った物件が見つかったら「購入申込書(買付証明書)」を提出して購入意思を示します。法的拘束力はありませんが、提出の仕方とタイミングで交渉が大きく変わります。岡山での購入申込みの注意点を解説します。
購入申込書とは
購入申込書(買付証明書)は「この物件をこの条件で買いたい」という意思表示の書類です。
- 法的拘束力:なし(提出後でも撤回可能)
- 効果:売主に対して購入意思を示し、交渉を開始するための第一歩
- 記載内容:購入希望価格・融資の利用有無・引渡し希望日・有効期限
購入申込みの流れ
- 物件の内見・調査を完了する
- 購入希望価格・条件を決める
- 不動産会社に購入申込書を提出
- 売主側で検討(受諾・値引き交渉・拒否)
- 合意 → 売買契約の締結へ
人気物件は複数の購入申込みが入ることがあるため、スピードが重要です。
購入申込み時に決めるべき5つの条件
- 購入希望価格:売出価格から5〜10%の値引きが交渉の一般的な範囲
- 融資の利用有無:「ローン特約あり」にすると融資が通らなかった場合に白紙撤回できる
- 手付金の額:物件価格の5〜10%が一般的
- 引渡し希望日:融資の審査期間(1〜2ヶ月)を考慮して設定
- 有効期限:1〜2週間が一般的
価格交渉のポイント
- 相場を把握してから交渉する:周辺の成約事例や利回り相場を調べて根拠を持つ
- 値引きの理由を明確にする:「修繕が必要なため」「利回りが基準に達しないため」など具体的に
- 最初の申込み価格は下限ではなく交渉の起点:売主との歩み寄りを想定して設定
- 融資内定済みをアピール:融資が確実な買主の方が売主にとって安心で、値引きに応じやすい
購入申込み時のNG行動
- 複数物件に同時に申込みを出す:不動産業界で信用を失う行為
- 資金的な裏付けなく申込みを出す:融資が通る見込みがないのに申込みをすると関係者に迷惑がかかる
- 内見せずに申込みを出す:後からキャンセルする原因になる
ローン特約の重要性
融資を利用する場合は「ローン特約」を必ず付けてください。融資審査が通らなかった場合、売買契約を白紙撤回でき、手付金も全額返還されます。ローン特約なしで契約すると、融資が通らなかった場合に手付金を没収されるリスクがあります。
岡山の収益物件購入については岡山の収益物件投資ガイドをご覧ください。
よくある質問
Q. 購入申込みを出した後にキャンセルできますか?
A. 売買契約の締結前であれば法的拘束力はなくキャンセル可能です。ただし頻繁なキャンセルは信用を失います。
Q. 満額(売出価格通り)で申込みを出すべきですか?
A. 人気物件で他に競合がいる場合は満額が有利です。長期間売れ残っている物件なら値引き交渉の余地があります。
Q. 購入申込みから契約までの期間はどのくらいですか?
A. 通常1〜3週間です。融資の事前審査が終わっているとスムーズに進みます。

