
収益物件を持つオーナーから「手元に資金があるがローンを繰上げ返済すべきか」という相談をよくいただきます。状況によって判断が異なります。
繰上げ返済のメリット
- 利息の総支払額を減らせる
- 毎月のキャッシュフローが改善する(期間短縮型の場合)
- 精神的な安心感がある
繰上げ返済をしない方がいいケース
金利が低い場合
現在の融資金利が1〜2%台の低金利であれば、手元資金を次の物件取得・修繕費用・緊急時の準備金に充てる方が合理的なケースが多いです。
節税効果を最大化したい場合
ローン利息は経費計上できます。繰上げ返済すると利息が減り、節税効果が小さくなります。
手元資金が少ない場合
繰上げ返済して手元資金が枯渇すると、突発的な修繕費・空室時の支払いに対応できなくなります。半年分の家賃収入相当額は手元に残すことをお勧めします。
繰上げ返済が有効なケース
- 金利が3%以上と高い場合
- 次の物件取得の予定がなく手元資金に余裕がある場合
- ローン返済の精神的負担を減らしたい場合
よくある質問
Q. 岡山の信用金庫のローンは繰上げ返済できますか?
A. 基本的には可能ですが、繰上げ返済手数料(無料〜数万円)が発生する場合があります。契約書の繰上げ返済条件を確認してから判断しましょう。
まとめ
- 低金利(2%以下)のローンは繰上げ返済より手元資金確保を優先する
- ローン利息は経費計上できるため繰上げ返済は節税効果を下げる
- 手元資金は半年分の家賃収入相当額を維持することを推奨
- 高金利(3%以上)なら繰上げ返済の効果が大きい
- 次の物件取得計画がある場合は手元資金を温存する
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齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)

