
入居者が退去するたびにかかる原状回復費用は、収益物件の収支に大きく影響します。コストを適正に抑えるための方法を解説します。
原状回復の基本ルール
オーナー負担と入居者負担の区別
国土交通省のガイドラインで費用負担が明確化されています。
- オーナー負担:通常使用による経年劣化(クロスの変色・畳の摩耗など)
- 入居者負担:故意・過失による損傷(タバコのヤニ・ペットによる傷・落書きなど)
コストを抑えるためのポイント
入居時の状態を記録する
入居時に部屋の全箇所を写真・動画で記録しておきます。退去時に比較することで入居者負担の範囲を明確にでき、余分な費用を請求されるリスクを防げます。
退去立ち会いを行う
退去時にオーナー(または管理会社)と入居者が立ち会って現状を確認します。後からの費用トラブルを防ぐ最も効果的な方法です。
複数の業者から見積もりを取る
管理会社が提携する業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取ることでコストを比較できます。
よくある質問
Q. 入居者が費用負担を拒否した場合はどうすればいいですか?
A. まず書面(内容証明郵便)で請求します。それでも解決しない場合は少額訴訟(60万円以下)を活用できます。ただし費用・時間を考慮して、不合理な金額の争いは弁護士に相談することをお勧めします。
まとめ
- 入居時の状態記録(写真・動画)がコスト抑制の基本
- 退去立ち会いでトラブルを事前に防ぐ
- ガイドラインに基づいてオーナー・入居者の負担範囲を明確にする
- 複数業者の見積もり比較でコストを最適化する
- トラブルは書面対応→少額訴訟の順で対応する
退去・原状回復の相談はコアラ不動産へお気軽にどうぞ。
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齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)

