
不動産投資を始める前に「毎月いくら手元に残るのか」を正確に把握することが重要です。利回りだけでなく、キャッシュフロー(現金の流れ)を計算することで投資の実態が見えてきます。
キャッシュフローとは?
キャッシュフロー(CF)とは、家賃収入からすべての支出を引いた「実際に手元に残るお金」のことです。利回りが高くてもキャッシュフローがマイナスになる物件は、毎月持ち出しが発生します。
キャッシュフローの計算式
基本の計算式
月間CF = 家賃収入 − ローン返済額 − 管理費 − 固定資産税(月割) − 修繕積立金 − 空室損失
具体例で計算してみる
例:物件価格2,000万円・表面利回り8%・フルローン(金利2%・35年)の場合
- 月間家賃収入:133,000円(2,000万×8%÷12)
- ローン返済額:約66,000円
- 管理費(家賃の5%):6,650円
- 固定資産税(月割):約8,000円
- 修繕積立金:約5,000円
- 空室損失(稼働率90%想定):13,300円
- 月間CF:約34,000円
キャッシュフローが悪化する主な原因
- 金利が高い・借入期間が短い
- 空室率が想定より高い
- 修繕費が予想外にかかる
- 管理費・諸経費を甘く見積もっていた
キャッシュフローをよくするポイント
- できるだけ低金利・長期で融資を受ける
- 空室率は保守的(10〜15%)に見積もる
- 修繕積立金を月々しっかり確保する
- 諸経費は家賃の20〜30%を目安に計算する
まとめ
- キャッシュフロー=家賃収入−ローン返済−経費−空室損失
- 利回りではなくCFで投資判断するのが正しい
- 空室・修繕費は保守的に見積もることが重要
- 月間CFがプラスになる物件を選ぶことが基本
- 購入前に必ずシミュレーションを行おう
キャッシュフローのシミュレーションはコアラ不動産でもサポートしています。お気軽にご相談ください。
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齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表社員|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。

