収益物件を持つオーナーにとって、家賃設定は非常に重要な判断です。高すぎれば空室が続き、安すぎれば収益が下がります。今回は適正家賃の考え方と、空室を防ぐための家賃設定のポイントをご紹介します。
家賃設定の基本的な考え方
周辺相場が基準
家賃設定の出発点は「周辺相場」です。同じエリアで似た条件(築年数・間取り・駅距離)の物件がいくらで募集されているかを調べます。SUUMOやat homeで簡単に確認できます。
相場より高い家賃では入居者が集まりにくく、空室が長引きます。相場と同等か、設備・条件が優れていれば若干高めに設定することができます。
空室期間のコストを考える
「家賃を下げたくない」という気持ちはわかりますが、空室が続くコストも計算に入れてください。月家賃5万円の物件が3ヵ月空室になると15万円の損失です。家賃を3,000円下げて翌月に入居者が決まる方が、トータルで得になる場合がほとんどです。
家賃を左右する主な要素
①立地・駅距離
最寄り駅からの距離は家賃に直結します。徒歩5分以内と15分以上では、同じ間取りでも1〜2万円の差が出ることがあります。
②築年数・建物の状態
新築・築浅は家賃が高く設定できます。築年数が上がるにつれて家賃相場は下がる傾向がありますが、リフォームで内装を整えると相場より高めに設定できる場合があります。
③設備の充実度
入居者が重視する設備を整えると、家賃を維持・向上させやすくなります。特に効果的な設備は以下のとおりです。
- エアコン(必須)
- モニター付きインターホン
- 独立洗面台
- 追い焚き機能付き浴室
- 宅配ボックス
④ペット可・楽器可などの条件
ペット可物件は需要が限られる分、家賃を高めに設定できる場合があります。ただし退去後のリフォーム費用も高くなるため、収支全体で判断してください。
家賃の見直しタイミング
以下のタイミングで家賃の適正水準を確認することをおすすめします。
- 入居者が退去したとき
- 空室が1ヵ月以上続いているとき
- 周辺に新築物件が増えたとき
- 年に1回の定期チェック
管理会社に「現在の相場で何円が適正か」を定期的に確認する習慣をつけましょう。
まとめ
- 家賃設定の基準は周辺相場。SUUMOなどで定期確認する
- 空室コストを計算した上で家賃水準を判断する
- 設備を整えると家賃維持・向上につながる
- 退去・長期空室のタイミングで必ず相場を見直す
- 管理会社に定期的に相場確認を依頼する
岡山エリアの家賃相場や物件の設備投資についてのご相談は、コアラ不動産にお気軽にどうぞ。
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