
収益物件を購入した最初の1年は、長期安定運用の基盤を作る重要な時期です。やるべきことを整理して初年度を乗り切りましょう。
購入後すぐにやること
管理会社との関係構築
管理会社の担当者と早めにコミュニケーションを取り、報告の頻度・方法を確認します。月次報告のフォーマット・緊急連絡先・修繕対応の流れを把握しておきましょう。
火災・地震保険の加入確認
建物の保険が適切に設定されているか確認します。補償額・補償内容・特約の有無を確認し、不足があれば見直します。
初年度の確定申告と節税
青色申告の申請
購入年に青色申告承認申請書を提出しておくと、翌年度から青色申告(最大65万円控除)が適用できます。初年度の購入諸費用(仲介手数料・登記費用・印紙代など)を経費に計上することで節税効果が高まります。
減価償却の計算
建物の減価償却費は毎年の経費として計上できます。税理士に依頼するか、計算方法を確認して正確に計上しましょう。
よくある質問
Q. 収益物件購入1年目は赤字になることが多いですか?
A. 初年度は購入時の諸費用・登記費用・ローン利息などが多く計上されるため、帳簿上は赤字になるケースがあります。これは節税になりますが、実際のキャッシュフローと混同しないよう注意が必要です。
Q. 初年度に管理会社を変えることはできますか?
A. 契約期間・解約条件を確認する必要がありますが、変更は可能です。ただし入居者への影響を考慮して、空室時のタイミングで切り替えることをお勧めします。
まとめ
- 管理会社との関係構築と報告フローの確認が最優先
- 火災・地震保険の内容を早めに確認する
- 青色申告承認申請書を忘れず提出する
- 購入諸費用を経費計上して初年度の節税を最大化する
- 減価償却費の計算を正確に行う
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齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)

