
「再建築不可の物件が格安で出ているけど、投資できる?」というご相談をいただきます。再建築不可物件は取得価格が安い反面、特有のリスクがあります。正しく理解した上で判断することが重要です。
再建築不可物件とは
再建築不可物件とは、建て替えができない(新しい建物を建てられない)物件のことです。主な理由は「接道義務」を満たしていないこと、つまり道路に2m以上接していない土地です。現在の建物を維持・リフォームすることは可能ですが、取り壊して新築することはできません。
再建築不可物件のメリット
取得価格が大幅に安い
同エリアの通常物件と比較して30〜50%安く取得できるケースがあります。そのため利回りを高く設定しやすく、現金購入や少額投資のケースで有効な選択肢になります。
リフォームして賃貸に出せる
既存建物のリフォームは可能なため、内装・設備を刷新して賃貸物件として活用できます。リフォーム費用を抑えれば高利回りの運用も可能です。
再建築不可物件の注意点
融資が通りにくい
銀行・信用金庫のほとんどは再建築不可物件への融資に慎重です。担保評価が低いため、現金購入またはノンバンク活用が現実的な選択肢になります。融資前提の投資には向いていません。
出口戦略が限られる
買い手も融資が通りにくいため、将来的に手放すときも買い手が限られます。現金購入者・リノベーション投資家に絞った売却活動になります。
建物が老朽化したら対応が難しい
建て替えができないため、建物が老朽化した場合の選択肢が「リフォームして使い続ける」か「土地として活用する」かに限られます。長期的な維持計画が必要です。
岡山で再建築不可物件が向いているケース
- 現金購入できる方
- リフォームして高利回りを狙いたい方
- 出口を「長期保有・賃貸継続」と決めている方
- 相続などで入手した物件を活用したい方
まとめ
- 再建築不可物件は格安取得できるが建て替え不可
- リフォームして賃貸活用は可能
- 融資が通りにくく現金購入が前提になりやすい
- 出口戦略が限られるため長期保有前提で検討する
- 利回りは高くなりやすいが総合的なリスクを把握して判断する
再建築不可物件の活用相談はコアラ不動産へお気軽にどうぞ。
よくある質問
Q. 再建築不可物件はリフォームできますか?
A. できます。既存建物の補修・改修(内装・設備交換・外壁塗装など)は可能です。ただし「建て替え」(取り壊して新築)はできません。大規模なリフォームが新築とみなされるケースもあるため、事前に専門家へ確認することをお勧めします。
Q. 再建築不可物件の将来的な売却はできますか?
A. 通常物件より買い手は限られますが、現金購入できる投資家・リノベーション投資家向けに売却できます。隣地との合筆で接道義務を満たせれば通常物件として売却できるケースもあります。購入前に出口シナリオを複数考えておくことが重要です。
齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)
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