
「利回りが高い築古アパートを見つけたけど、大丈夫?」という相談は多いです。築古物件には独自のリスクがある一方、正しく選べば有力な投資先になります。岡山での築古アパート投資の注意点を解説します。
築年数別のリスクと特徴
築20〜30年(要確認ゾーン)
外観は問題なく見えても、給排水管・電気設備の老朽化が始まるゾーンです。購入前に設備の状態を確認し、近い将来の修繕コストを見込んだ利回り計算が必要です。
- 給排水管の老朽化が始まる時期
- 外壁・屋根の大規模修繕が必要になるケースも
- 設備交換(給湯器・エアコン)コストを見込む
築30〜40年(高リスク・高利回りゾーン)
耐震基準の問題も出てくる築年数です。1981年以前の旧耐震基準物件は融資が通りにくく、売却時の出口も限られます。その分取得価格が低く、利回りは高くなります。
築40年以上(専門家確認必須)
建物の構造から問題を抱えているケースがあります。ホームインスペクション(建物診断)を実施した上で慎重に判断してください。
岡山の築古アパート投資で見るべきポイント
耐震基準を確認する(1981年が分岐点)
1981年6月以降の建築確認なら新耐震基準です。旧耐震基準(1981年以前)の物件は融資が通りにくく、金融機関が限られます。岡山の地元信用金庫・信用組合でも旧耐震は慎重な判断が必要です。
修繕積立金の状況を確認する
オーナーが修繕積立をしていない物件は、突発的な修繕費用が発生した際に対応できないリスクがあります。過去の修繕履歴と積立状況を必ず確認しましょう。
空室率を保守的に見積もる
築古物件は新築・築浅と競争になると空室が長期化しやすいです。稼働率を80〜85%程度に抑えた保守的な収支シミュレーションで判断することが重要です。
築古アパートが向いているケース
- 修繕費込みでも実質利回りが十分に出る物件
- 岡山市・倉敷市内など賃貸需要が厚いエリアの物件
- 新耐震基準(1981年以降)の物件
- 大規模修繕が直近で実施済みの物件
まとめ
- 築古物件は修繕コストを込みで実質利回りを計算する
- 1981年が耐震基準の分岐点。旧耐震は融資・出口が限られる
- 稼働率は80〜85%で保守的に見積もる
- 修繕履歴・積立状況の確認が必須
- ホームインスペクションの活用を検討する
築古アパートの投資判断はコアラ不動産へお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 岡山で築30年の物件は融資を受けられますか?
A. 新耐震基準(1981年6月以降)であれば、地元の信用金庫・信用組合での融資交渉は可能です。ただし融資期間は短くなります。旧耐震(1981年以前)は融資が通りにくく、ノンバンクや現金購入が現実的な選択肢になります。
Q. 築古物件の修繕費はどのくらい見込めばいいですか?
A. 家賃収入の15〜20%程度を修繕費として見込むのが目安です。築20年以上では給排水管・屋根・外壁など大規模修繕が近づくため、年間収入の1ヶ月分以上の修繕積立を確保することをお勧めします。
齊藤 圭(さいとう けい)
コアラ不動産合同会社 代表|宅地建物取引士・FP3級
岡山県で収益物件・投資用不動産の売買・管理を専門に行う。地域の賃貸需要・融資事情・エリア特性を踏まえた提案を大切にしており、初めての方から投資経験者まで幅広く対応。「何から始めればいいかわからない」という方からのご相談が最も多いです。
宅地建物取引業:岡山県知事(1)第6285号 Tel: 086-238-1750(平日10:00〜14:00)
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